2008-11-01から1ヶ月間の記事一覧

第103回 「最後はやっぱりコネのようです」

フィリピンでの友人の一人に17歳のG君がいます。G君はカレッジの学生ですが、わたしが住んでいるマカティ市からあまり遠くないところ、ニノイ・アキノ国際空港(第3ターミナル)近くにあるヴィリャモアー空軍基地ゴルフコースに併設されたゴルフ練習場…

第101回  田母神(たもがみ)論文は“対信”強度ゼロ!  2008/11/03  閲覧(641)

田母神(たもがみ)俊雄・航空幕僚長が「日本は侵略国家であったのか」というタイトルの論文を応募したコンクールは、耐震強度不足のホテル二つ(京都)とマンション一つ(千葉)を保有していた「アパグループ」が主催したものだったのですね。 まったく“対…

第102回 田母神氏に「言論弾圧」を口にする資格はあるのだろうか 閲覧(291)

こんな状況を設定して考えてみましょう。 A氏は、博愛・非暴力主義を唱えるある宗教団体が経営する学園の中等部の教師です。勤続10年以上。生徒指導にも熱心に取り組んできていました。 そのA氏は、自分の経験から最近、「生徒指導には体罰も必要だ」と信…

第99回 お願いです こんな言葉づかいはやめてください 2008/10/15  閲覧(255)

NHKが日本語を壊しています。 そのことは<ステアク・エッセイ><苦言熟考>でこれまでにも何度か指摘してきました。 今回その使用をやめるようNHKに求めたいのは「不具合」と「過去(最高・最低・最大・最小)」の二語です。 NHKではこの二語をそ…

第98回 戦後教育の弊害 それは、中山氏、あなたです 2008/10/01  閲覧(275)

中山成彬 自民党員 衆議院議員 当選6回 1943年6月7日 宮崎県小林市生まれ 東京大学法学部 ・大蔵省出身 2008年9月28日 国土交通大臣を辞任 <慰安婦問題で調査を行い、南京大虐殺は存在しないというレポートを出した「日本の前途と歴史教育を…

第95回 ちゃんと懲らしめておかなかったら政治家は… 2008/09/15 閲覧(258)

“失言”する政治家は、自分が愚か者であることに気づいていないから、愚かな発言を何度でも繰り返すのでしょうね。 最初の“失言”のときに国民が正しく懲らしめておかなかったら、こういう政治家は一生、自分が愚か者であることに気づかないのでしょうね。 懲…

付録  “猛打賞”も“6位入賞”もなくなりました 2008/08/13  閲覧(238)

お気づきですか? 開催中の北京オリンピックでは<XX選手、4(5,6)位“入賞”>というメディアの表現がなくなっていることに? 大リーグのニュースからは<福留(イチロー、松井…)が“猛打賞”>という表現が? そうです。なくなって当然だったのです。 …

第91回 民主党は分かっていないようですね 2008/08/11 閲覧(218)

<産経ニュース>(2008年8月9日)によると<民主党の鳩山由紀夫幹事長は9日、宇都宮市で記者会見し、9月の党代表選について小沢一郎代表の3選を支持する考えを重ねて示した上で「選挙になっても、ならなくてもいい。自然体がベストではないか」と…

第89回 <苦言熟考> ほとんど“死語”になった「叱る」「叱られる」 2008/07/18 閲覧(252)

毎日新聞(インターネット 2008年7月17日)によると− <愛知県の東名高速道路で起きた高速バス乗っ取り事件で、監禁と銃刀法違反容疑で逮捕された山口県宇部市の中学2年の少年(14)が県警の調べに対し><両親から女子生徒との交友について注意を受けた…

<拉致被害者家族の会>を利用しただけの政府・自民党 2008/07/09 閲覧(216)

洞爺湖で開かれたG8で日本の<拉致問題>はどう扱われたでしょう? 読売新聞(インターネット版/2008年7月9日)によると− <テロ対策に関するG8首脳声明にも「拉致や人質をとることは強く非難されるべきだ」として、拉致問題が初めて言及された> …

第87回  マニラ いくらあれば食べていけるか 2008/06/26  閲覧(284)

数週間前に、調理用の計量カップを買おうと、あるデパートにでかけました。500ミリ・リッターぐらいまで計ることができて、マイクロウェイヴ・オウヴンでの使用に耐えられるもの−にしようと決めていました。 店員さんが初めに見せてくれたのは、プラステ…

第77回 英語教育については韓国も頭を痛めているようです 2008/03/10 閲覧(334)

<朝鮮日報>(インターネット版)がこんなタイトルの社説を掲載したことがあります(2008年1月28日)。 <10年かけても使い物にならない英語教育に終止符を> カリフォルニアに住んでいたときもそうでした。 新たに出会ったり知り合ったりする人たち…

第70回 注目が“集まる”は変ではありませんか 2008/01/08  閲覧(257)

NHKアナウンサーたちの最近の言葉づかいには首を傾げさせられる点が多すぎる‐と感じませんか? このエッセイ・シリーズで前に述べた<“です”の使いすぎ><安易すぎる“です”の使用>はすでに日本語をほとんど破壊するところにまできています。 たとえば、…

第66回  小沢代表のカンチガイ 2007/11/24  閲覧(265)

<民主党の小沢代表は20日、党本部で記者会見し、自民党との連立政権構想について、「(自民党との連立で)国民との約束が実行できるなら、国民に対する責任を果たすことになる。今もそう思っている」と述べ、「大連立」が望ましいとの考えを改めて強調し…

第63回  民主党小沢代表の裏切り 一般 2007/11/05 閲覧(255)

11月4日の夜‐ 民主党の小沢代表がきょうの夕、辞意を表明しました。 同党幹部は<辞表は受け取りはしたものの、受理はしていない>と語っています。 ですが… 同党内の一部からも批判があったように、小沢氏はそもそも、福田首相(自民党総裁)との二度に…

第61回 日本国内でさえ史実をここまで曲げようとするのですから 2007/10/18 閲覧(273)

10月17日、共同通信は<自民党有志でつくる「日本の前途と歴史教育を考える議員の会」会長の中山成彬元文部科学相は17日午前、沖縄戦での集団自決に関して旧日本軍の強制の記述が教科書検定で削除された問題で「軍の命令、強制は当然あったと思う。沖…

第59回  読売社説のいいかげんさには、つくづくうんざりさせられます 2007/09/21 閲覧(239) )

July 21, 2017 追加 【「郷原信郎が斬る」 読売新聞は死んだに等しい 投稿日: 2017年6月5日】(https://nobuogohara.com/2017/06/05/%E8%AA%AD%E5%A3%B2%E6%96%B0%E8%81%9E%E3%81%AF%E6%AD%BB%E3%82%93%E3%81%A0%E3%81%AB%E7%AD%89%E3%81%97%E3%81%84/) <…

第58回 「テロ対策特別法」をどうする? 2007/09/18  閲覧(282)

自民党の総裁選挙が(福田元官房長官が選ばれて)終われば、事実上休会中の臨時国会が再開されます。 その臨時国会での最大・最重要な争点は、俗に「テロ対策特別法」と略称されている「平成十三年九月十一日のアメリカ合衆国において発生したテロリストによ…

第19回 またまたゴルフ・ジョーク 2007/09/17 閲覧(262)

また再掲載します。ゴルフ・ジョークの第2弾です。 * * * * * これもコースで使えるかも… ---------- ゴルフ場で複数の人から聞いたジョークがいくつかあります。これはその中の一つです。 あなたのグループはすでにグリーンの上にいます。Aさんには(そう…

第6回 ゴルフ・ジョーク =1= 「ステアク・エッセイ」 2007/09/16  閲覧(200)

このジョークを読み返して、日本政府のコロナウイルス対策のズレぶりを改めて思い出してしまいました。 * 自民党が総裁選挙に入っていて政局の動きが一休み中ですから…。 前回はゴルフ場での会話についての話でした。今回もゴルフに関したエッセイを再掲載…

第92回 英文小説の中ではいまだに公然と差別されています 2008/08/20  閲覧(312)

<They were zero, nothing, merely rich and not very bright thieves, and further, the sort of "messengers" Carlos would avoid like lepers.> 上の一文は Robert Ludlum という作家が書いた "The Bourne Ultimatum" という小説の中にあったものです(…

第90回 保岡法務大臣のおかしな“恥の文化”感覚 2008/08/04  閲覧(304)

政治家が怪しげなことを口にするたびに、それにいちいち驚いたり呆れたりしていたら、普通の精神と神経の持ち主である(多くの)国民は“身が持たない”ことになってしまいかねません。 ですから、国民は、ほとんどの場合、そんな愚かな発言は“聞かなかったこ…

第46回 「拉致問題」 (再掲載) 2008/07/0  閲覧(263)

アメリカ政府は、これまで主張してきたことから大きく後退して(ウラニウムや核兵器そのものについてはここではほとんど触れないことにし、事実上)北朝鮮政府がプルトニウム生産・抽出に関わる情報を申告するだけの<核計画申告書>でも“テロ支援国家”の指…

第81回 受信料不払いの理由=NHK古森重隆経営委員長!! 2008/04/21 閲覧(362)

ずっと日本国外で暮らしてきましたから、NHKの受信料については、それを最後に払ったのがいつかさえも覚えていません。 (NHKのホームページで調べれば簡単に分かることでしょうが)現在の月額受信料がいくらなのかも知りません。 受信料の徴収率をど…

第79回 裁判員制度はうまくいきますかね 2008/04/01  閲覧(367)

フィリピンのケーブルTVでも見られるアメリカの番組の一つに<あなたは小学5年生よりも賢いかな?>というクィズ・ショウがあります。 問題はアメリカ人が小学5年生までに学校で教えられる事柄の中から出されます。算数、地理、歴史、理科…。 このショウ…

第77回 英語教育については韓国も頭を痛めているようです 2008/03/10 閲覧(329)

<朝鮮日報>(インターネット版)がこんなタイトルの社説を掲載したことがあります(2008年1月28日)。 <10年かけても使い物にならない英語教育に終止符を> カリフォルニアに住んでいたときもそうでした。 新たに出会ったり知り合ったりする人たち…

〜第72回〜 「フィリピン・インサイド・ニュース」 閲覧(312) 2008/01/23

カリフォルニアからフィリピンに移住してから15か月が過ぎました。 「どう?もう慣れた?」 月に一度ぐらいの割合で電話をかけてきてくれるロサンジェルス在住の(日本人の)友人はまだ、そう尋ねてくれます。この友人にとって、ロサンジェルスでの暮らし…

第65回 これは便利!「テロとの戦い」 2007/11/15 閲覧(357)

11月9日の<朝鮮日報>日本語インターネット版にこんな記事が掲載されていました。 <アフリカのソマリア近海で海賊に襲われた北朝鮮の大紅湍(テホンダン)号(6390トン)の救出作戦を展開した米国に対し、北朝鮮が公式に感謝の意を伝えた> <北朝鮮の…

〜第23回〜 「だって、わたし‥」 一般 2007/10/01 閲覧(365)

今回はホノルルのある店での体験談です。 - 2000年の秋、甥っ子の一人がハワイで結婚式を挙げました。 式には当然、その甥っ子の親、わたしの兄夫婦も出席したわけですが、式が無事に終わると間もなく、兄夫婦は(日本人旅行者の多くがが海外でそうする…

第97回 自民党は“世襲・貴族党”に成り果ててしまっている  2008/09/27  閲覧(418)

巷間で“最後の自民党政権”とも呼ばれているらしい麻生内閣が始動しました。 その新閣僚名簿を発表したのは、異例なことに、新官房長官の河村建夫ではなく、麻生新首相自身でした。メディアへの露出効果を計算しての(この人らしい)演出でしたね。 ですが、…