2021-01-01から1年間の記事一覧
日本人の頭脳はどうなってしまったのでしょうかね? まっとうな日本語を書くことができる報道機関がなくなってしまったようです。書いている記事が変だと感じるだけの知性を持たない報道機関だらけに日本はなっています。「苦言熟考」の第223回でも指摘し…
きょうは<翻訳で遊ぼう 上級篇>という副題をつけておきますね。 今回も材料として<エッセイ31>と同じく「REASONABLE DOUBT」Philip Friedman (IVY Book)と(出版社・訳者名は伏せたまま)その日本語版を使わせてもらいます。 まず、下の日本語訳から見…
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<ステアク・エッセイ>第31回として発表したものに少し手を加えてここに再掲載します。 ----- 手元に12〜3年前(1990年代の初めごろ)に買ったペイパーバックがあります。法廷推理小説<REASONABLE DOUBT> Philip Friedman (IVY Book)です。アメリ…
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第9話 ~フィリピン~ 一九八四年八月 <9> (このストーリーはフィクションです。作中の人物、企業などはすべて作者が創作したものです) 〈九〉 メルバのTシャツの背に黒と赤の二色で書かれた〔I ♥ NINОY!〕の文字を見つめながら、わたしは歩いてい…
第9話 August, 1984 --Chapter 9 -- The next day, I was on a street, casting my eyes at the letters in black and red on the back of Melba’s tee shirt, which read ‘I ♥ NINOY!" The former Senator Benigno S. Aquino Jr. had been assassinated in …
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Kashu Mainichi Shimbun Jiji Orai --1987 year 11 month 25 day-- = California Daily News (1931-1992, Los Angeles) = *** There is a branch of literary art called Jiyuritsu haiku. Some people call it "colloquial haiku" or "one line poem". T…
自由律俳句を鑑賞する =加州毎日新聞(1931年〜1992年 ロサンジェルス)= − 自由律俳句という文芸の一分野がある。人によっては<口語俳句>または<一行詩>とも呼ぶ。山頭火、井泉水というこの分野の先達の名は、すでに日本文学史に列せられても…
第8話 ~フィリピン~ 一九八四年八月 <8> (このストーリーはフィクションです。作中の人物、企業などはすべて創作されたものです) 〈八〉 皿に盛られたパンシット・マラボンをわたしはなんとか半分だけ食べ終えていた。 ありがたかったことに、食事中、…
第8話 August, 1984 --Chapter 8 -- I was somehow finished with a half plate of the pansit Canton. Fortunately to me, Melba had not asked me any more questions during the meal. And that had given me back some composure. I had come to think, …
第7話 ~フィリピン~ 一九八四年八月 <7> (このストーリーはフィクションです。作中の人物、企業などはすべて創作されたものです) 〈七〉 寮は、もともと二つの部屋だったものを一つに改造したらしい大きなベッドルームと小さな台所があるだけの簡単な造…
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社説:視点・総選挙 沈む科学立国 実利最優先から転換を=論説委員・永山悦子 | 毎日新聞
第7話 August, 1984 The dormitory simply consisted of one big bedroom, which apparently had been remodeled from its original structure of two rooms, and a kitchenette. Girls were divided into two groups: One, chatting loud in the bedroom wh…
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第6話 ~フィリピン~ 一九八四年八月 <6> (このストーリーはフィクションです。作中の人物、企業などはすべて作者が創作したものです) 〈六〉 午前三時半を過ぎていた。外の空気はまだひどく湿っぽかった。[さくら]の前の通りにはほとんど人影がなかっ…
第6話 August, 1984 --Chapter 6 -- It was after 3:30 a.m. already. The air outside Sakura’s building was still very damp. Few people were seen on the street right and left. Across the street, a taxi was waiting for Lisa who, in a simple whi…
第5話 ~フィリピン~ 一九八四年八月 <5> 〈五〉 高野さんは午前零時を少し過ぎたころに店を出て、滞在しているホテル[エルミタ・アパートメント・イン]に帰っていった。 ホテルは[さくら]から歩いて行き来できるところにあったし、あの人が〔心配な…
第5話 August, 1984 -- Chapter 5 -- Takano-san left Sakura for his hotel -Ermita Apartment Inn- a little after midnight. I did not insist too many times that he should take a taxi on the way back since the hotel was in fact in a walking dis…
第4話 ~フィリピン~ 一九八四年八月 <4> (このストーリーはフィクションです。作中の人物、企業などはすべて作者が創作したものです) 〈四〉 〔ママ〕リサがやっと高野さんとわたしのテーブルに戻ってきてくれた。 「ねえ、あなたたち、何をしているの…
第4話 August, 1984 --Chapter 4-- Thank goodness, mama Lisa finally returned to our table. “Hey, what are you guys doing? Is this somebody’s funeral or what?" Lisa slapped Takano-san’s shoulder. “How many times do I have to tell you, Takano…
岸田首相では「政治倫理の腐敗」は止められない?(週プレNEWS) - Yahoo!ニュース <ここ数年、目を覆うばかりの政治倫理の腐敗を私たちは目にしてきた> <政界の倫理が「捕まらなければよい」から「捕まえさせなければよい」へと、さらに劣化したわけだ。…
第3話 ~フィリピン~ 一九八四年八月 <3> (このストーリーはフィクションです。作中の人物、企業などはすべて作者が創作したものです) ~フィリピン~ =一九八四年 八月= 〈三〉 高野さんはわたしの、あの夜最初の客だった。一年ほど前に二番目の娘を…
第3話 August 1984 -- Chapter 3 -- Takano-san was my first customer in that evening. And it was the very day I began working at the Karaoke Saloon Sakura again after giving birth to my second daughter -Yuki- in my hometown in Bulacan Provin…