2009-01-01から1年間の記事一覧

緊急再掲載 第66回  小沢代表のカンチガイ 2007/11/24  閲覧(265)

<民主党の小沢代表は20日、党本部で記者会見し、自民党との連立政権構想について、「(自民党との連立で)国民との約束が実行できるなら、国民に対する責任を果たすことになる。今もそう思っている」と述べ、「大連立」が望ましいとの考えを改めて強調し…

緊急再掲載 第63回  民主党小沢代表の裏切り 一般 2007/11/05 閲覧(255)

11月4日の夜‐ 民主党の小沢代表がきょうの夕、辞意を表明しました。 同党幹部は<辞表は受け取りはしたものの、受理はしていない>と語っています。 ですが… 同党内の一部からも批判があったように、小沢氏はそもそも、福田首相(自民党総裁)との二度に…

第118回 外国人の年齢を言い当てるのは……

メトロマニラを一人でぶらつく外国人、特に日本人(だと思える男)はあまり見かけないせいか、デパートの販売員やレストランのウェイターなどにいろいろ尋ねられることがあります。 たいていは<どこの国の人間だ?>から始まって、<フィリピンで何をしてい…

特別再掲載 自民党は“世襲・貴族党”に成り果ててしまっている

=これは2008年9月27日に掲載されたものです= <苦言熟考> =97= アンディー・エグチ 巷間で“最後の自民党政権”とも呼ばれているらしい麻生内閣が始動しました。 その新閣僚名簿を発表したのは、異例なことに、新官房長官の河村建夫ではなく、麻…

第117回 レーガン“マネーゲイム”経済の負の遺産

麻生首相が(そんなタイヘンナモノとオレは対決しているのだというところを国民に見せつけようというのでしょうか)好んで“100年に一度”と呼ぶ世界不況は、アメリカのオバマ大統領によれば、どうやら底を打ち、景気はいくらか回復の兆しを見せ始めた、と…

第116回 だから英語で受験できるように! 外国人の看護士・介護士

こんな記事がありました((2009年4月14日 読売新聞)。 見出しは「インドネシア人看護師・介護士の受け入れ人数、予定の2割」 書き出しは<日本とインドネシアの経済連携協定(EPA)に基づき、日本の病院や施設が希望している今年度のインドネシア人看…

第115回 言語力がここまでない人が首相でいる国……

3月中旬に読売新聞が麻生首相と単独会見を行い、その内容をインターネット版にも掲載しました。 通常の内容発表と異なってい(ると思え)たのは、首相の言葉づかいを、(たぶん)修正せずに、できる限り、そのまま忠実に読者に伝えようとしていたことです。…

第114回 「お父さん、電話をかけてやって!!」

3月23日、月曜日の午後一時過ぎごろになんとなくテレヴィをつけると、画面では20歳前後と見える女性が涙を流していました。 ABS・CBNのワイド・ヴァラエティ(クイズ・ゲイム)ショウ<ワウ ワウ ウィー>のあるセグメントでのことです。 このセ…

第113回 「〜せる」「〜せられる」はなぜマスコミ報道から消えたのだろう?

近年マスコミ報道が(ほとんど)使わなくなった表現・言い方の一つに「〜せる」「〜せられる」があります。 気づかれていましたか? 思いつくままに、例をいくつか挙げてみましょう。 ①任せる・任せられる ②行かせる・行かせられる ③泣かせる・泣かせられる …

第112回 民主・小沢代表の公設第一秘書が逮捕されました

民主党の小沢代表が(自民党史上最低の総裁の一人、森元首相らに乗せられて)自民=民主の“大連立”に動いていたことが明らかになったとき、<苦言熟考>は「小沢氏が①党に諮ることなく独断で、②その前の参議院選挙で表明された(自民にはここらで一度政権を…

第111回 日本語の劣化をNHKが進めている!

NHKには昔は<放送の中では日本語の規範となる美しい言葉づかいをする>というような気概と(麻生首相が好む単語)矜持があったように思うのですが、あの姿勢はこのごろ、いったいどこに行ってしまったのでしょう? <美しい言葉づかい>どころか、NHK…

付録 父の腕時計

第110回のエッセイで触れたヨーロッパ旅行での、もう一つのエピソードを掲載します。 ロサンジェルスで発行されていた日系新聞「加州毎日新聞」のコラム「時事往来」に1987年10月28日づけで書いたものです。 + 人の価値観というのは傍からはどう…

第110回 1985年夏、あの果物屋の店員はなぜ怒ったのか

前回につづいて<過去に現実に起こったことの意味が、最近、本を読んでいて偶然に分かった(ような気がする)>という話を読んでください。 ちょっと遠回りになりますが…。 すでに亡くなっている両親が初めて海外旅行を体験したのは1980年の春、父が68…

第109回 警官がいきなりアパートにやって来た日のこと

1990年代の半ばごろでした。 わたしは、ロサンジェルスの東隣の市、モンタレイパークでアパート暮らしをしていました。 ある日の夕方近く…。 わたしのアパートがある二階への階段を、普段は聞かない大きな足音を立てて誰かが上がってきました。 寒い季節…

第108回  日本のジョシはあまりにも虐げられている!

南カリフォルニアからフィリピンに移住してからまだ間もないころ、日本に住む兄が「平成うたものがたり」という演歌のCD集(全12枚 192曲)を送ってくれました。「まあ、暇なときに聴けよ」というわけです。ありがたいことです。 その192曲をこれ…

第1回 人民の人民による… (再掲載)

バラク・オバマ米新大統領が尊敬・敬愛しているとして再び大きく注目されたリンカーン大統領の、あの有名な演説についてこんなことを書いたことがありました。 * <2004年11月29日>ステアク・エッセイ 11月26日の『ロサンジェルス・タイムズ』…

第107回 自民党は逃げ込む甲羅も失くした瀕死のカメ

「ステアク・エッセイ」で<フィードバック能力を失った自民党はもう“死に体”>と書いたのは2008年の4月29日でした( http://d.hatena.ne.jp/kugen/20081107/1226038718)。 衆院山口2区補選で自民党候補が民主党候補に大差で敗れたという事実をきち…

第106回  “溺愛”者には真の姿が見えないもののようで…

南カリフォルニアから移り住んでいるフィリピンで三度目の“正月”を迎えました。 けさ(1月6日)はいくらかましでしたが、メトロマニラではみょうに気温が低い日がつづいています。クリスマス前には朝方の最低気温が(観測史上でまれな)摂氏19度を切った…