<さて、原文(の単語など)を勝手に変えて翻訳する…>
<古いところでは、日本の古代史学界がありますね。多くの学者が、自分の解釈に合わなければ「魏志倭人伝」でも何でも<ここは、日本にやって来た中国人が勘違いするか、間違ったことを意図的に言ったもので、信用できない>などといって、勝手に原文を変えていましたよね>
<翻訳というのは本当に難しい仕事です。怖い仕事です>
<必ずどこかで間違ってしまうからです>
<その間違いをどれだけ少なくできるかで、大方、いい翻訳者かどうかが決まる、とわたしは思っています>
<”大方”というのは、ほら、日本語そのものにも”良し悪し”があるからです。間違いが少なくて日本語もきれいな翻訳本を訳者に望みたいではありませんか>