2015-01-01から1年間の記事一覧

第339回  「ああ、たいらのあつもりの“あつ”ね」

わたしはANDY EGUCHIという名でこの「苦言熟考」を書いています。しかし、姓のEGUCHIは、容易に想像できますようにごく普通に江口なのですが、ANDYの方は、いわば通り名で、本名ではありません(ANDYと自称するようになった理由については別の機会に書くつも…

第338回 ティーム力と髪の長さとの関係?

マニラ首都圏の八つの大学で構成されているUniversity Athletic Association of the Philippines(UAAP)の77番目のシーズンが終わりに近づいています。 わたしがずっと注目してきた女子ヴァレイボールも第一次、第二次の総当りリーグ戦が終わり、上位4テ…

第337回 フィリピン 道路の渋滞・混雑を解消して…

道路の渋滞・混雑への対応の仕方しだいでフィリピン経済の成長速度が変わってくるような気がしています。 * * 兄夫婦がマカティ市のわたしの住まいを1月から2月にかけて、2〜3週間にわたって訪ねてくるのは、(ドイツ在住の旧友を兄たちが訪ねた年を例…

「父の腕時計」 

加州毎日新聞「時事往来」 --1987年10月28日-- =加州毎日新聞(California Daily News)は1931年から1992年までロサンジェルスで発行された日系新聞です= * 人の価値観というのは傍からはどうも判じにくい。この世にはそれこそ<人の数だ…

「秋−旅情、友情、物語り」 

加州毎日新聞「時事往来」 1987年8月29日掲載エッセイ + 生まれ育った国、あるいは少し住み慣れた国を離れ、見知らぬ土地を旅するのは楽しいものだ。そこに一人の友人でもいれば、楽しさはまた一段と大きくなるに違いない。 「朋(友)あり、遠方よ…

第336回 一世代で貧困から脱却か フィリピン

フィリピンのマカティ市内に住み始めたのは2006年の5月のことです。 それからあまり時を経ないうちにわたしは、この国のビジネスセンターの活気あふれる景観を自宅コンドミニアム・ユニットの窓から見る限りでは、フィリピンでの暮らしはかなり興味深い…

第335回 「人口減」対策についてはこんな意見も

日本の「人口減」にどう対処するのか−−。 * 内閣府のホームペイジに「少子化対策」という項があります。政府はそこで<我が国の人口は、平成17年に減少局面に入り、少子化問題は、社会経済の根幹を揺るがしかねない、待ったなしの課題となっています。子ど…

第334回 少子化対策:無策のまま時が過ぎて

「苦言熟考」が【第143回 “少子化”で国が傾く】を掲載したのは2010年の1月1日でした。 残念なことですが、日本の“少子化”への対応は、この5年のあいだにも、まったく前進していないようです。 【第143回】の数個所をここに引き写してみます。 …