第379回 安倍外交とはこんなもの 追従・へつらい・服従・見透かされ

[トランプ氏「もうだまされない」 日本の要求通さず ] 輸入鉄鋼・アルミ制限を発動  2018/3/23 20:00 (2018/3/23 21:50更新)日本経済新聞 電子版
  <トランプ米政権は23日、鉄鋼とアルミニウムの輸入制限を発動した。日本政府は日本を適用対象から外すように求めてきたが、要求は通らなかった。日本はこれまで安倍晋三首相とトランプ氏の信頼関係を基盤に経済、外交の戦略を立ててきたが、首脳の個人的な関係に頼る限界がのぞく
  トランプ大統領はこう言ったということです。
  <「日本の安倍首相らは『こんなに長い間、米国をうまくだませたなんて信じられない』とほくそ笑んでいる。そんな日々はもう終わりだ」>
               −
  アメリカの大統領、いやいや、もっと広く、外国の首脳に、ここまでおおっぴらに嘲弄された日本の首相を、政治史上、ほかに誰か思いつきますか?
  国内的には傲慢・虚偽・恫喝・政治私物化・民主主義破壊をほとんど意のままにし、憲法を無視し、たとえば、自分は「立法府の長」である、とまで言い切ったことがあるほどに増長しきった安倍首相は、対米関係については、米国からの要求をひたすら呑みつづけ、対米追従・へつらい・服従の姿勢を貫いてきました。
  その結果・集大成が、このトランプ大統領発言です。
  “個人的な信頼関係”?
  “盟友”トランプ大統領に「You are FIRED!」と宣言される日がこんなに早く来るとは、自らが何者であるかをこれまで一度も深く考えたことがないはずの安倍“見透かされ”首相は、思ってもいなかったに違いありません。
               −