新版「徒然草」 第一二三段

新版「徒然草」 第一二三段
     現代語訳付き 小川剛生・訳注 角川ソフィア文庫 (抜粋)

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    無益のことをなして時を移すを、愚かなる人とも、僻事する人とも言ふべし。

    飢ゑず、寒からず、風雨に侵されずして、閑かに過ぐすを楽しみとす。