野球メジャーリーグではいま、アメリカンリーグの今シーズンのMVP候補について熱い”論争”がつづいているようです。
ホームランを増産中のアーロン・ジャッジ(ニューヨーク・ヤンキース)と、いわゆる投打の”二刀流”で、昨シーズンに遜色がない活躍を見せている大谷翔平の、いずれがア・リーグのMVPにふさわしいかーという”論争”です。
不毛な”論争”だと思いませんか?
ア・リーグの過去の記録を塗り替えるホームラン数に到達したとしても、ジャッジはピッチャーズ・マウンドに一度も上がったことがありません。
大谷とジャッジを公平に比較するための”基準”がどこにもないのです。
大谷が”二刀流”をつづけて昨・今シーズに劣らない成績を挙げつづけたら?
似たような”論争”が毎シーズン?
そこで、この”論争”に終止符を打つことにしましょう。
ナショナルリーグとア・リーグそれぞれのMVPは残して、別に、両リーグを対象とした”メージャーリーグMVP”を新設するのです。
それぞれのリーグのMVPはリーグ優勝したティームの中から選出するーというルールを加えることにしましょう。
リーグ優勝をを逃したティームの中に格別に、つまりは、両リーグMVPを超える活躍ぶりを見せたプレイヤーが出現すれば、そのプレイヤーに”メジャーリーグMVP”の栄誉を与えるわけです。
”該当者なし”もありえるでしょう。それでも、両リーグのMVPは選ばれるのですから、これまで通りの栄誉がメジャーリーグには残されています。
どうです?
これで「大谷かジャッジか」論争は終わると思いませんか?
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