オリパラ強行開催に向けて猛進している連中は「どんな形であれ、とにかく開催して日本人選手たちが大活躍すれば、国民は、大危機にまで悪化しているコロナ感染拡大の現実など忘れて、熱狂的に浮かれまくるはずだ」というふうに考えているらしい。
旧日本軍が PEARL HARBOR の HARBOR を<湾>と意図的に呼んだのは、HARBOR の本来の<入り江の港湾>としたのでは、奇襲後の“戦果”が卑小なものに聞こえることを避けるためだった、という説がありますね。
連中が東京オリパラを「東日本大震災からの復興の証」などと噓まみれの大法螺を吹いたのも、その嘘がすっかり暴かれたあとのいまになっても「コロナに打ち勝った証」などと、現実をまったく無視した妄想に憑りつかれてるのも、このオリパラを国民にただの<入り江の港湾>ではなく(メキシコ湾とはいわないまでもサンフランシスコ湾程度には)大きな<湾>に見せて、オリパラ実施の成果を誇大なものに見せたいからなのだ、と思われます。
<真珠湾奇襲攻撃の成功>の報を受けて日本国民は狂喜し、その後の日本は軍国主義者たちの”思いがまま”になった!
この歴史的事実から連中が学んだのはそれだけだったのでしょう。
比ゆ的にいえば、オリパラ競技場の周辺、いや、日本全土がコロナ感染拡大で<死屍累々>状態になることを正当に恐れる理性・知性・良識がこの連中にはまるで欠けているわけです。
こんな恐ろしいことはありません。